相談、どんなこと?

相談、どんなこと?

弁護士 齊藤 佑揮

 当弁護団においては、通常の相談のほかに、不定期にアスベスト被災者を対象にした無料相談会や無料電話相談会を行っています。

 私も何度か担当させて頂いたことがありますが、そこで受ける相談内容は様々です。

 労災の休業補償や健康管理手帳の申請に関する相談はもちろん、業務中にアスベストを吸ったことが分かり、今後の健康状態に不安を持つ方の相談も受けました。その内容は、必ずしも法律的なことが問題になっているものだけではなく、病院に関する相談やご家族に関する相談も多く見られます。

 このような相談を受けて、アスベストに関する情報がまだまだ被災者の方たちへ行き届いていない実態があると感じています。

 アスベストに関して不安なことがあれば、なるべく事前に正確な情報を得ておくことが安心に繋がります。「アスベストに関する病気にかかってしまった」、また「自分の病気はアスベストが原因かもしれない」と思ったら、今後どのように行動すべきか、どのような援助制度が存在するのか等、お気軽にご相談ください。

 ご相談の申し込みは、被災者ご自身でもご家族の方でも構いません。また、周りに同様のことでお困りの方がいれば、是非ご相談を勧めて頂きたいと思います。

 何か困ったときに、誰にも相談できないことが一番辛いことだと思います。そんなとき、一度でもご相談頂ければ、その後は安心して治療等に取り組んで頂くことができるかと思います。

 被害を埋もれさせないためにも、よろしくお願いします。

この記事を書いた人

私たちは、アスベスト被害者を救済し、アスベスト被害を根絶するために、「北海道アスベスト被害者支援弁護団」を設立し、建設アスベスト訴訟の提起など、被害者の救済に取り組んでいます。現在、北海道内の多数の弁護士が当弁護団に参加しています。

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