アスベストの使い道って…?
弁護士 香川 志野
私が石綿(アスベスト)の恐ろしさを知ったのは、弁護士になる少し前に参加した勉強会でした。そして、弁護士になって1年目に、「北海道アスベスト被害者支援弁護団」が結成され、それ以来、弁護団の一員として活動しています。
アスベスト(現在は全面的に使用が禁止されています)が、主に建物や建材に使われていたことは、何となくですが知っていました。しかし、かつて、アスベストの用途は、3000種類を超えると言われていたそうです。例えば、布、糸、リボンなどの紡織品、耐火服・耐火手袋、水道管、電気コード、電線、ロープ、石油ストーブの芯、魚焼きの網、トースター、接着剤、紙粘土、化粧品、ベビーパウダー、自動車のブレーキ・ライニングなど、生活の至るところで使用されていたことを知った時には、衝撃を受けました。それほどアスベストは、製品を作る企業にとって、安価で便利な素材であったということです。そして、そのために、アスベストの危険性が認識された後も、規制が遅れ、被害が拡大してしまったということができます。
弁護団では、国や、アスベスト建材を製造・販売し続けてきた建材メーカーを相手に損害賠償を求める「建設アスベスト訴訟」に取り組んでいます。また、訴訟だけではなく、労災申請や、労災の補償が受けられない場合の石綿健康被害救済法の申請手続等についても、ご相談・依頼をお受けしています。
ご相談は無料ですので、お気軽に弁護団までご相談いただければと思います。

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