建設業従事者の労災認定

建設業従事者の労災認定

弁護士 田中 貴文

 厚労省の発表によると、平成23年にアスベストを原因として新たに労災認定を受けた方は1037名とのことです。平成17年以前は多くても200名程度だったものが、平成17年1826名、平成18年1784名となり、平成19年以降は、毎年1000名を超える方が労災認定を受けています。

 平成23年の1037名のうち「建設業」は569名ですから、「建設業」に従事してアスベストで新たに労災認定を受けた方の割合は54%ということになります。

 アスベストの潜伏期間は10年から40年と言われていますので、今後も、アスベストにより労災認定を受ける方はどんどん出てきます。そのうち約半数が建設業従事者です。

 建設業に従事したことのある方で、「肺がん」「中皮腫」などの診断を受けた方は、アスベストで労災申請できる可能性がありますから、弁護団に相談してください。

この記事を書いた人

私たちは、アスベスト被害者を救済し、アスベスト被害を根絶するために、「北海道アスベスト被害者支援弁護団」を設立し、建設アスベスト訴訟の提起など、被害者の救済に取り組んでいます。現在、北海道内の多数の弁護士が当弁護団に参加しています。

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